前回の記事でセルフマネジメントスタイルについて
書きましたが、
組織がセルフマネジメントスタイルを実行する上で
欠かせない原則の一つが
「信頼」です。
そもそも【組織】とはなんでしょうか?
色々な定義があると思いますがここでは
同じ目的に向かって一丸となり
目的を達成するための人々の集まり
とします。
組織を支える土台である【信頼】は
厚みがあればあるほど
コストとスピードに良い影響を与え、
その影響の輪は
対顧客・対取引先・対社員にまで広がる。
そしてさらに対部署や対部門、
階層間やチーム内の信頼関係の厚さは、
組織の生産性・ロイヤリティ・コミュニティ力にも
影響を与えると言われています。
ここで、
信頼と信用の区別について考えてみます。
英語で
信頼=Trust
信用=Credit
Trustは、未来に対して自らが相手にすること
Creditは、過去の結果からその人にその能力があるか判断すること
信頼=Trustは主体的なもので
信用=Creditは受け身なもの
とも言えます。
つまり『信頼』を組織の文化とすることのメリットは、
効果的な協業(同じ目的に向かって手と手を取り合う)関係が生まれ
メンバーのパフォーマンスの向上、
またイキイキと働ける環境の構築が可能となる
ことです!
未来に対して相手を信頼することを 自らが行う。
簡単なようですが、無意識にはできません。
組織の文化として根付かせていくためには、
まずは組織・チームのリーダーから
信頼の証を見せていくことが必要です。
そしてチームメンバーが、
周りに信頼されることでどんな良いことがあるかを実感すると、
自分もメンバーを信頼していこうという
良い循環が生まれます。
組織における【信頼】の重要性を認識し、
強い土台からしっかりと築いていきましょう!