最近は、商品やサービスに
【サブスクリプション】の仕組みが
導入されていることが増えています。
例えば音楽配信サイトの
聴き放題サービスや、
電子書籍の読み放題サービスなどは定番ですが、
化粧品やサプリメントが月一回届くものや、
お花の定期便なども人気ですね。
わかりやすく説明すると、
【サブスクリプション】とは
”商品やサービスを所有するのではなく、
必要な時だけ利用する”
というスタイルの、
定額制のビジネスモデルです。
以前はサブスクリプションは、
止める時の手続きが煩雑で、
一度契約するとなかなか止められないという
デメリットが、
消費者側にはありました。
しかし今は電話一本、
メールやアプリのボタン一つで
解約もスムーズな会社が増えていますね。
そういった手続きのスムーズさも、
会社の信頼度に繋がります。
では、企業側が
サブスクリプションモデル
を導入することには、
どんなメリットがあるでしょうか？
①売上が継続的に積みあがる
サブスクリプションが契約あれば、
解約されない限りはずっと
継続的に毎月売上が積みあがるという点です。
また、売上予測や
経営計画が立てやすいのも利点です。
②会員データの蓄積・分析が可能
サブスクリプション契約では、
サービス利用に会員登録が必要になるため、
会員データが蓄積でき、
分析も可能です。
サービス改善のために、
様々なデータを活用することで、
最終的には
顧客満足度の向上に繋がります。
③顧客との関係性が長く深くなる
最初はスターターコース、
ベーシックコースなどから始まり、
長く続けて下さる顧客には、
アップグレードしたコースに乗り換えてもらうことで、
顧客との長い付き合いが可能になり
商品や企業のファン（＝ロイヤルカスタマー）
を生み出すことができます。
長期利用者には特典をつけたり、
割引サービスを展開することで、
特別感を感じてもらうことも大切です。
その対価として
高評価の口コミを広めてもらえたり、
実績としてもアピールでき、
営業マン的な役割を
担ってくれることもあるので、
関係性をより大切にしていかなければならない、
とも言えます。
顧客は日常の生活の中で
ニーズが変化する度に、
求めるものも変化します。
その変化に対応するには、
商品価値を迅速に、
お客様のニーズに
アジャストさせていく必要があります。
長く使い続けたい。
そう思わせるための
「セールス力」
「商品開発力」
「マーケティング力」
その他にもバックオフィス業務の効率化など、
様々な面での企業努力が、
サブスクリプションビジネスの
成功への鍵となります。
サブスクリプションの利点を上手に生かし、
顧客の定着を実現していきましょう！！